JIS Z 9290-3による雷保護
避雷設備構成
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1. 受雷部システム
雷撃を受けるための部分
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2. 引下げ導線システム
雷電流を受雷部システムから接地システムへ流すための部分
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3. 接地システム
雷電流を大地へ流し拡散させるための部分
2.引下げ導線システム
引き下げ導線の配置
LPSのクラスに対応する引下げ導線の間隔
LPSのクラス | 平均間隔(m) |
---|---|
Ⅰ | 10 |
Ⅱ | 10 |
Ⅲ | 15 |
Ⅳ | 20 |
建物の外周長さと、LPSのクラスによる引き下げ導線の平均間隔から、建物に必要な引き下げ導線の条数を求める。

建物外周長の求め方
1.建物の外周に沿って、外周長を算出する

外周長=A,B,C,D,E,F,A

外周長=A,B,C,D,E,F,G,H,A
2.ロの字形(中庭はある)の場合

内側の周囲が30mを超える場合、
内側にも引下げ導線が必要
内側にも引下げ導線が必要
外周長=A,B,C,D,A
内周長=E,F,G,H,E

中層レベルの引下げ条数=A+B+C+D/ LPSクラスが示す平均間隔(m)
高層レベルの引下げ条数が1や2であっても、中層以下が裾広がりの建物では、そのレベルの建物外周長に見合った引下げ条数の検討が必要となる。
引下げ導線システムの材料について
引下げ導線の材料及び最小断面積
LPSのクラス | 材料 | 最小断面積(㎟) |
---|---|---|
Ⅰ~Ⅳ | 銅 | 16 |
アルミニウム | 25 | |
鉄鋼 | 50 | |
ステンレス鋼 | 50 |